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ヤエスイ合同会社 代表社員
​具志堅 用治
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妻が鮮魚店を切り盛りし、

マグロ船漁師歴45年のベテラン漁師が、自らマグロを獲りに行く。

それだけで、十分だった。

小さくても、確かな営み。家族で守る店。

それでよかったはずだった。

でも――

もっと多くの人と繋がりたくなった。

理由は、ただひとつ。「そのほうが、楽しそうだったから。」

その想いから、漁師8人と共に合同会社を立ち上げ、

石垣島に「ヤエスイ直売所」をオープンした。

代表社員・具志堅は、異色の経歴を持つ男だ。

若き日にグアムへ海外移住。

45年間、マグロ延縄船に乗り続けた漁師。

そして今は、鮮魚店の店頭に立つ経営者。

海の上でも、異国の地でも、

挑戦を続けてきた人生。

その中で学んだのは、

“人との繋がりこそが財産”だということだった。

だからこそ――

鮮魚店をただの「魚を売る場所」にはしたくなかった。

ここを、喜びが巡る場所にしたかった。

従業員も、お客さんも、関わるすべての人が笑顔になる場所に。

 

しかし、現実は甘くなかった。

どんなことがあっても店を閉めなかった。裏切られても。傷ついても。

「喜びを繋ぐ」という信念だけは、手放さなかった。

苦しい状況の中でも、彼は店頭に立ち続けた。

一見、頑固。

だがその頑固さは、“人を信じることをやめない強さ”だった。

従業員の意見を受け入れ、正社員もアルバイトも関係なく、

能動的に声を出せる環境をつくる。

お客さんを喜ばせるための創意工夫を、みんなで考える。

それは、合同会社にありがちなワンマン経営とは真逆の在り方。

上下ではなく、循環。命令ではなく、共創。

自然経営――

誰もが主体となり、店を育てる経営へ。

海と同じように、強く、しなやかに。

喜びを繋ぐために。

​八重山地方で水産業(漁師)を生業とする8人が
集まり会社を立ち上げたから”ヤエスイ”となった。
ヤエ=八重山地方、8人
​スイ=水産業(漁師)

石垣島のマグロは、

長い間本土の市場にはほとんど出回ることがありませんでした。

​理由はシンプルです。

鮮度を保ったまま届けることが、あまりにも難しかったから。

​どれだけ美味しくても、

どれだけ海が豊かでも、

届けられなければ”なかったこと”になる。

​その悔しさから、「ヤエスイ合同会社」は始まりました。

​石垣島近海で揚がる、本物のマグロを日本中へ。

そして、世界へ届けたい。

​そのために、私たちは妥協することをやめた。

​魚体表面の腐敗細菌を破壊するナノバブル技術。

微弱電磁波とオゾンで鮮度を保つ蔵番冷蔵庫。

​細胞膜を壊さず、美味しさを閉じ込める急速冷凍設備。

​島の小さな鮮魚店で「普通そこまでやるか?」

と言われるほどの設備投資。

​周囲の反対を押し切ってでもやった理由はただ一つ。

​遠く離れたあなたの食卓に、”ヤエスイのマグロ”を届けるため。

​仲介業者を通さず、海人(うみんちゅ)が直接届ける。

​獲れた魚は漁獲日が書かれたステッカーを貼り鮮度を徹底管理。

だからこそ、

新鮮で高品質なマグロを適正な価格で届けることができる。

水揚げされた瞬間から勝負は始まる。

​船上での迅速な活〆、そして、神経〆。

​私たちは、その一瞬にも妥協しません。

​味を言葉で説明はしません。

​ミネラル豊富な海、潮の流れ、命の重み。

​​それは、口に入れた瞬間に全て伝わるから。

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